海街diaryを観てきました。

最近流行りの漫画原作の映画です。

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

以前、ストロボエッジという少女漫画の映画化したのを観たら、原作のいいところがどこもなくてガッカリしました。好きな漫画の映画化は見るもんじゃないなと思ってたのに観にいってしまいました。

ストロボ・エッジ 1 (マーガレットコミックス)

鎌倉に住む3姉妹が、父の葬式で会った母親の違う妹と一緒に暮らすことになり、だんだん家族になっていくという話です。

長澤まさみの美脚から始まります。
お酒と男が好きで、てきとうで、よく笑う。というビッチだけど憎めない友達になりたい感じのキャラがすごく合ってました。

鎌倉の古くて広い家が舞台なので、縁側があったり、家で梅が取れたり、階段を雑巾がけしたり、柱にみんなの身長を書いたり、丁寧に暮らしているところがとてもよかったです。長女は看護師、次女は信金…とみんな働いてる中でめんどくさがらずにちゃんとやるのがかっこいいなと思いました。

広瀬すず、すごいかわいかったです。
複雑な環境で早く大人になりすぎてしっかりしてても、
「私、ここにいていいのかな」
というセリフにボロ泣きました。

あと、何かの記事で夏帆の劣化がやばい。みたいなことが書かれてたのですが、そんなことない！夏帆は相変わらずかわいかったです。昔の美少女の雰囲気ではなくなったかもしれないけど、個性的な服きて髪くるってしてるのもかわいかったし、ほんわかして明るくおどけたり妹にやさしくしたりする演技もすごいよかったです。

全体的に絵がきれいで、カンヌっぽかった。
原作に忠実だけどただの再現ドラマみたいにならずに素敵な映画になっていて、是枝監督ってすごいんだなーと思いました。